玄米はお肌にもいいって言うけどその効果はいかほど?!

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2000年くらいを境に健康ブームが沸き起こりました。

今では、ブームというよりも、時代とともに定着した感じです。

むしろ、そういった健康に関する取り組みが、おしゃれでかっこいい文化を
形成している側面もあります。

スポーツしかり、食事しかり。

今回はそんな健康ブームの初めのころから注目を受け、今では健康食の代名詞
ともいえる、“玄米の美容効果(お肌)”にスポットをあてて検証していきます。




玄米を食べるとお肌がきれいになるって本当?!

結論から言いましょう。

本当です。

では、玄米のいったい何がお肌をきれいにしてくれるのでしょうか?

その前に、白米と玄米の違いを再検証していきましょう。

白米と玄米の比較

白米とは

玄米を精米したものです。

精米以前の状態が玄米。

「そんなのわかってるよ!!」

って言われちゃいますね(汗)

でも、当たり前のことなのですが、ここがとっても大事です。

ここで、こちらの表をご覧ください。

白米100g当 玄米100g当 対白米の栄養比率
エネルギー 356Kcal 350Kcal 0.983
たんぱく質 6.1g 6.8g 1.115
脂質 0.9g 2.7g 3
炭水化物 77.1g 73.8g 0.957
灰分 0.4g 1.2g 3
ナトリウム 1mg 1mg 1
カリウム 88mg 230mg 2.614
カルシウム 5mg 9mg 1.8
マグネシウム 23mg 110mg 4.783
リン 94mg 290mg 3.085
0.8mg 2.1mg 2.625
亜鉛 1.4mg 1.8mg 1.286
0.22mg 0.27mg 1.227
マンガン 0.8mg 2.05mg 2.563
ビタミンE 0.2mg 0.3mg 1.5
ビタミンB1 0.08mg 0.41mg 5.125
ビタミンB2 0.02mg 0.04mg 2
ナイアシン 1.2mg 6.3mg 5.25
ビタミンB6 0.12mg 0.45mg 3.75
葉酸 12μg 27μg 2.25
パントテン酸 0.66mg 1.36mg 206.1
水溶性食物繊維 0.7g データなし
不溶性食物繊維 0.5g 3.0g 6
参照元:科学技術庁資源調査会<五訂日本食品標準成分表>

冒頭からいきなり数字のオンパレードですみません(汗)

でもどうですか?パッと見るだけで、
玄米の数値と白米の数値では「こんなに違うんだ!」

っていうのがお分かりいただけると思います。

軒並み栄養価が高いですよね!
反面、エネルギーと炭水化物では白米の数値を下回っています。
玄米が“ダイエットフード”と呼ばれる所以です。

玄米を精米すると、糠と胚が取り除かれます。
この、糠と胚の部分に、計り知れない栄養素が詰まっているのです。

白米を取りすぎるとかかる病気をご存知ですか?

答えは“脚気”です。

その昔、まだまだ一般的には高価すぎて普及していなかった白米ですが、
江戸の商家では、住込みの丁稚さんもおなか一杯に白米を食べることが出来ました。

そこで爆発的に増えてしまった病気が“脚気”です。

当時はこの病気の原因がわからなかったため、「江戸患い」と呼ばれていました。

商家や上級の武家や公家など一部の上流階級しか口にすることが出来なかった“白米”
その一方で、“脚気”になやまされ、最悪命を落としてしまう人も多数現れます。

“脚気”は末梢神経障害と心不全を引き起こす怖い病気です。

これはビタミンB1の欠乏が原因です。

それまで、ひえやあわに玄米などの雑穀中心の食生活が、精米技術の進歩により
美味しい白米が上流階級を中心に広がりました。

結果、命まで落としかねない恐ろしい病気“脚気”が広まってしまったのです。




「え?でも。今はほとんど白米が主流なのに、“脚気”にかかってる人なんか
聞いたことがないよ?」

その通りです。

白米を食べたからと言って、誰でもすぐに“脚気”にはなりません。

江戸の粋として語られていたことの一つに、こんなことがあります。

「銀シャリ(白米)たらふく、おかずは少し、それがお江戸の心意気!」

とにかく、おなか一杯に白米を食べて、おかずは、申し訳程度にちょこちょこと。
栄養バランスが悪すぎたんですね(汗)

そののち、明治時代になっても、“脚気”は衰えるどころか、勢力を増してしまいます。

その影響が、軍隊にも及んでいたというから驚きです。

日清・日露の両戦争で戦勝はしたものの、多数の戦死者を出した大日本帝国陸軍。

実はその中に戦死者だけでなく多数の病死者が含まれていたことはあまり知られていません。

当時の軍隊では、まだまだ高価だった白米をおなか一杯食べることができました。
ここでもまた、“脚気”による病死者が続出したのです。

“脚気”の原因は「白米では?」と疑われていましたが、諸説ある中で
この“白米由来説”は徹底的に否定されてしまいます。

日露戦争の終結は1905年ですから、それから6年後の1911年に日本の科学者、鈴木梅太郎さんが
米ぬかから世界最初のビタミン、オリザニン(ビタミンB1)を発見します。

“脚気”の原因がビタミンB1の欠乏であることを突き止めたのです。

これにより、日本における“脚気”の患者数は劇的に減少していきます。

玄米が健康に良いことの裏付けは、実は戦前よりされていたのでした。

玄米のお肌への効果は絶大?!

さて、本題の玄米のお肌への効果です。

玄米の美肌効果5栄養素

1,ビタミンB1
糖質の代謝=糖質のエネルギーへの変換
皮膚や粘膜を健やかに保つ効果

2,ビタミンE
活性酸素の抑制(抗酸化力高い)=老化を防ぐ
肌のバリア機能を上げる=乾燥予防
血行促進

3,カリウム
余分な塩分の排出=むくみ解消(しわ予防)
ミネラルバランス=正常な新陳代謝

4,たんぱく質
あらゆる細胞を作る栄養素
コラーゲンの源
※タンパク質不足=ターンオーバーの滞り

5,食物繊維
整腸作用=デトックス効果
腸内環境の改善=美肌効果

玄米にはほかにもたくさんの体やお肌に良い栄養素がありますが、
中でも代表的な5つの栄養素をご紹介しました。

冒頭でご紹介した白米との比較表をご覧いただくと一目で玄米の
凄さが伝わります。

お肌にいいことは、体に良いことなので、玄米食を始めると、
それだけでもかなり健康的な食事を手に入れたことになります。

もちろん、玄米ご飯にしただけではすべてが改善できるわけではないので
ご注意くださいね(笑)

ただ、白米を玄米に変えただけでも、体やお肌への効果が相当期待できるのは事実です。

まとめ

玄米の美肌効果について記事を進めてきました。

いかがでしたか?

美肌効果が絶大の玄米。

日々の生活で簡単に取り入れることが出来ます。

ただ、ずーっと白米生活の人がいきなり玄米食にすると、
「味や食感がちょっと・・・」と、言う方も多いです。

もちろん、玄米100%じゃなくても大丈夫。

玄米と白米のブレンド米でも、お肌や体に対する効果は十分に期待できます。

ご自分で好みのブレンド比を見つけて、よりおいしく召し上がるのも良いですよ!!

美肌はもちろん、便秘がちで腸内環境を整えたい方などは早速、
玄米食に取り組むことがベターです。

ちなみに、大人ニキビで悩んでいる方の多くは、便秘が原因なことがとても多いです。

サプリメントの補給も良いのですが、まずは食事、それも毎日食べるご飯から
見直してみてはいかがでしょう?

最近ではFANCLなどから玄米をちょっぴり発芽させた“発芽玄米”が美肌や体の健康により効果が高いということで、とても注目されています。

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